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ちょうどこの作品の収録をしていたとき、「リチャード三世」の舞台公演を並行してやっていたのだけれど、例えばシェイクスピア作品「マクベス」にも魔女や森や城などが出てくるように、同じイギリス文学である「リチャード三世」と「ハリー・ポッター」は根底にある雰囲気が同じでね。ひとりひとりの登場人物に対する興味は通じるものがあったので、本を手にするとそれぞれの人間と向かい合っているような気さえしましたからね。特別に気持ちをスイッチする必要がなかったですね。
今後もし舞台でハリー・ポッターを上演するとしたら。そうだねぇ…。スネイプ先生がやりたいなぁ。初めハリーに意地悪をしている嫌なヤツなんだけど、実はハリーを見守っていて最後に助けてくれる。あの感じはいいね。悪役のヴォルデモートも興味があるけど、この先の展開がわからないからまだ手が出せない(笑)。温かい心のハグリッドのキャラクターにも惹かれるけれど、ちょっと僕の感じじゃないかな。
こんな風にね、ストーリーの世界と一体になれるんですよ。次から次へ色々と興味をかきたててくれる作品なんです。まだ読んだことのない方も、何度も読み返していらっしゃる方も、声の世界であたらしい「ハリー・ポッターと賢者の石」に出会ってくださると嬉しいです。
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